snow eave

群馬県　赤城山

2023.02.02

日本百名山の一つ赤城山の山頂付近。

ここは日本一周目の時から訪れており、かなり気に入ってる場所。

標高は1828mとそんなに高い訳では無いが、必要十分な高さで、霧に飲まれたり、独特な表情を見せる素敵な山の一つ。

ここで見えるこの雪の造形は少しだけ噂には聞いでいたが、日本中を廻って撮影をしている私はこのタイミングでこの場所にいられる可能性も少なく、情報を仕入れること自体抑えていたが、偶然この地を通りがかる際に雪が降り、この造形が出ていると聞きつけ、急行。

到着した1日目の夕方からこの雪庇を捜索するも見つける前に日没がきて捜索断念。

マイナス12℃の中、車中泊し、一晩越し、早朝から雪庇探し。

前日のフォロワーさんからある程度の位置情報を仕入れ、その方面へ歩き出す。

もしも私より先に歩く人がいればこの造形は失われてしまうので苦手な冬の朝を練り歩く。

1時間おど歩き、ようやくこの雪庇を発見。

これは雪と強風によって出来上がる造形のため、撮影地に着くや否や暴風に曝され、目鼻や指の温度がどんど奪われ、痛みが増していきまし。

それに耐えながら夢中でシャッターを切る。

風で舞い上がる雪や雲に見え隠れする太陽とのタイミングを合わせながらこの写真を撮影。

彩度は変えずともモノトーンな世界の写真はかっこいいお部屋にピッタリだと思います。

おしゃれ部屋の方どうぞ。

写真家、絶景家として人生を賭けたから見えた景色を販売いたします。

パネル作品にした写真は購入されたオーナー様の意向がなければ一点しか製作しないので、一点ものとして可愛がっていただけると幸いです。

size604×400