A cold journey

2024.01.14

長野県　志賀高原

AM4:30

長野の高原は雪深く、寒さも-12℃前後とかなりシビアな環境。

風がないのが唯一の救い。

雪山を3時間歩き、朝日を狙いに行く。

雪山を登るのはとてつもない体力消費で、体温はどんどん上がって行く。

しかし、この日は足先の温度がなかなか上がらず、悶えていた。

今まで、岡山や福岡で生きてきた私にとって氷点下10℃以下での活動は経験がなく、知識も無い。

なので、最近、凍傷や、山の危険について調べ始めた。

凍傷は深刻だと指が落ちてしまう。

それを知った私は、一度靴や靴下を全て脱ぎ、まだ対応の残っている手で足先を温める。

ようやく最低限の温度と確保できた指先は体温に付随して動きを取り戻した。

そんな恐怖を味わいながら見る星空は夢のような時間。

もうすぐ死んでしまうかも。と思いながら雪山を登る。

 人生を賭け、絶景を求めた末に見えた景色。

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珍しい自然のアートでお部屋を彩ってみてはいかがでしょうか。